独立して自分1人や数人でやる場合はもちろん、従業員が30人以下の中小企業では、社長が自ら戦術=営業活動をしたり、帳面をつけたりします。同時に、どんなに小さな会社でも経営に成功するには戦略=全社的な勝ち方のルールを研究し、競争に勝たねばなりません。この戦略の能力を高め、経営戦略の基本と言われるのが競争の法則として有名な「ランチェスターの法則」です。名の知れた企業では創業期の「ソフトバンク」、旅行ベンチャーの「HIS」、コンビニエンスストアの「セブンイレブン」、コーヒーショップの「タリーズ」などがランチェスターの法則を導入し、いずれも目覚しい成果をあげています。中小企業は、「ランチェスターの法則」の中でも、弱者の経営戦略を利用し、勝ち残っていかなければなりません。
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